寝違え

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朝起きたら首が回らない
とにかく痛くて動かせない
というような状態になったことはありますか?

今回は経験したことがある方も多いであろう
“寝違え”についてお話しします。

原因は?

原因として考えられるものには
・血液の供給不足
・筋肉の疲労
・炎症
などがあります。

血液の供給不足

寝ている時に不自然な姿勢が続いて
首に負担がかかったり、
筋肉が圧迫されることで
十分な血液が行き渡らなくなります。

たくさんお酒を飲んだり仕事で疲れ果てて寝た翌日に
起こることが多いのもそのためです。
寝返りが少なくなって同じ姿勢が続くことで
首が固まってしまうのです。

筋肉の疲労

いつもはやらないような運動や仕事で首に力が入り
疲労してしまうと筋肉が痙攣した様な状態になり
それが痛みにも繋がっていきます。

炎症

同じ姿勢が続くことで血流不足だけでなく
炎症を起こす原因にもなります。
無理な運動や腕の使い過ぎで首に負担がかかって
炎症を起こしてしまいます。

寝違えてしまったらどうすればいい?

とりあえずマッサージしてほぐしたり
伸ばしてストレッチすればいいだろう

という考えはNGです✖
逆に悪化させてしまう可能性があるので
まずは安静にするのが1番です。
無理に動かさない様に気をつけましょう。

消炎作用のあるシップを貼るのはOKです。
48時間程経って炎症が治まってきたら
血流を良くするためにほぐしていきましょう。

病態によってはストレッチがいいものや
マッサージがいいものなど様々です。
どうするべきか専門家に聞いてみましょう。

よく寝違えを起こす人は枕が合っていない可能性もあります。
“寝相がいい”というのは一見良さそうに聞こえますが、
実際は体にも睡眠の質にも影響を及ぼしています。

枕を変えてみたり、しっかり寝返りをうてるような環境をつくりましょう。

稀に、首の痛みが1週間以上も続いて良くならない、
むしろ悪化しているという状態になることがあります。
そういった場合は単なる寝違えではない可能性もあるので注意が必要です。
一度病院を受診することをおすすめします。

誰にでも起こる寝違え。
生活習慣・環境から見直して
寝違えを起こさないように気を付けましょう!