お似合いな二人?

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こんばんは⭐️

アンツ鍼灸整体院です?

早速ですが今宵のアンツオリジナルアレンジメント?

見事ですね?

花言葉は、『お似合いのふたり』『わがままな美人』『有能』『魅惑』です。

本日は、交感神経と副交感神経の不均衡すなわち自律神経のアンバランス、自律神経失調のお話です。この拮抗する二つの神経機能が、お似合いの二人と形容できたとしたら、健康については申し分のないといって差し支えないでしょう。それほど健康にとっては大切なキーワードである自律神経とは、どんな働きをしているのでしょうか?

自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。意図的に動かすことのできる随意神経と異なり自律的に働いています。体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。交感神経と副交感神経は臓器に対して正反対の影響を与えます。これを拮抗作用(きっこうさよう)と言います。たとえば心臓の拍動に関して言うと、交感神経は心拍を促進し、副交感神経は心拍を抑制します。2つの神経の活動が同時に強まることは少なく、通常はどちらか一方の活動だけが活性化されます。両方の神経が、各器官を、その機能の恒常性(こうじょうせい)を保つように制御しています。この恒常性をホメオスタシスと言います。その2つのバランスを損なうのが「自律神経の乱れ」です。

不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われてきます。自律神経のアンバランスが常態化して不調が慢性的になると自律神経失調症と呼ばれることが増えてきてしまいます。では、自律神経失調症とは、いかなるものでしょうか?

自律神経失調症

多彩で複雑な症状が現れてくる自律神経失調症は、心身の生活リズムの乱れによって、生体が本来持っている恒常性維持機能(自然回復力)が失調して生じるもので、代表的な心身症の一つです。原因が体質であれ、ストレスであれ、自然回復力を調整しながら、血行改善によって生活リズムの中心である睡眠を良好にして、複雑な症状を一つずつ解消していきます。

恒常性維持機能(ホメオスタシス)と自律神経の失調

自律神経失調症は、からだが疲れやすい、からだのあちこちが痛い、めまいやからだのふらつきがある、頭が重い、肩がこる、背中が張る、イライラして考えがまとまらない、眠れない、胸苦しい、胃が重い、お腹が張る、便秘がある、耳鳴りがする、動悸がする、息切れがするなど、さまざまな症状が現れるために、患者は医院や病院の内科、整形外科、耳鼻科、脳神経外科などを受診して、いろいろな検査や治療を受けることになります。

しかし、明らかな異常初見が認められないとき、「低血圧症」「不整脈」「メニエール病」「不眠症」「慢性胃炎」などの診断名がつけられて、疲れにはビタミン剤、イライラや動悸には精神安定剤、不眠には睡眠剤、腹部不快感には胃腸薬というように対症療法を受ける結果となります。

ところが、このような対症療法を受けてもさまざまな症状は改善しないことが多いので、また他の医療機関を受診することになり、いわゆるドクターショッピングを繰り返すことになります。そして最後に「自律神経失調症」という一つの病名ですべての症状が説明されて、患者は初めて納得することが多いようです。

自律神経系は、生体にとって最も基本的な循環、消化、代謝、成長、体温、生殖などの諸機能を調節して、生体の恒常性(ホメオスターシス)を維持する重要な働きを担っています。

下図のように、恒常性維持機構の中心は間脳にある視床下部で、ここに精神・情動の変化や環境の変化、体内の変化などの情報が集められ、そこからの信号が自律神経系(交感神経、副交感神経)、内分泌系(ホルモン)系、免疫系によって、抹消の各臓器に伝えられます。

自律神経失調症では、視床下部の機能がうまく作動しなくなるため、自律神経系だけでなく内分泌系や免疫系にも異常が生じてくることになります。そのため現れる症状は複雑でさまざまです。

自律神経系の失調は、生活リズムの乱れによって交感神経系と副交感神経のバランスが崩れて、多くの例では交感神経系が過緊張状態になり、からだ全体の血行が悪くなってからだが冷えてきます。

この状態が長く続くと、睡眠障害など身体的に多彩な症状がみられるようになります。

自律神経失調症の患者タイプ

自律神経失調症は、患者のタイプ別に身体的な因子から起こる本態性タイプ、神経過敏な傾向の人に多い神経症タイプ、心理的ストレスが関与している心身症タイプに分けられます。当然これらの混合したタイプも多くみられます。

本態性の自律神経失調症は、身体的になんらかの自律神経の失調をきたしやすい素質を親から受け継いで、自律神経が乱れやすいタイプと考えられています。体質的に痩せ型で、低血圧、胃下垂、アレルギーなどがみられます。このタイプは、子供の頃から自家中毒、乗り物酔い、朝礼時の気分不快・立ちくらみなど自律神経の乱れやすい状況があり、また両親の一方が自律神経失調症で治療を受けていたようなことが少なくありません。

しかし、現代のような複雑で多様化した世の中で生活していると、やはり情緒的な面が絡んで起きる神経症タイプや心身症タイプの自律神経失調症が多く、これらが大多数を占めています。このようなタイプではストレスが回避できないため、ストレスの過剰反応の状態が続き、徐々に自律神経が弱くなって、自律神経失調の症状が出てきます。

人類がこの地球上に誕生してから、人間の生活リズムは1日24時間であり、朝明るくなると起き出し、夕方暗くなると寝る生活を続けてきました。ところが文明の進歩は昼夜の区別を無くし、生活リズムを大幅に変化させてきました。しかし、いくら文明が進歩しても、1日24時間という人間の昼夜リズム(生活リズム)は、そう簡単に変わりません。さらに、現代社会では生活・職場環境において種々のストレスの要因は増加する一方です。近年、アレルギーや低体温の子供達が増加している現象が指摘されていますが、これらも自律神経失調症の部分症状で、食事、運動、睡眠など生活環境の影響が大きく関係していると考えられます。これら自律神経失調症の増加は、本来私たちに備わっている自然な昼夜リズムを無視した生活状態に原因を求めることができます。

自律神経失調症は、交感神経緊張の状態であることが多いため、全身の血行が不良となり、身体は冷えやすく同時に昼夜リズムの乱れから睡眠が障害されてきます。このような状態に対して、

①交感神経過緊張の状態を和らげる。

②緊張して硬くなっていた筋肉をやわらかくする。

③興奮していた精神状態を沈静化する。

④エネルギーを蓄積しやすいからだに変化させる。

その結果、血行が改善されて生活リズムの中心である睡眠が良好となり、体力がついて自然治癒力が徐々に調整され、複雑な症状を一つずつ解消していきます。

なお自律神経失調症の治療は、休養と睡眠を十分にとることが重要ですが、昼夜リズムを夜型生活から昼型生活に変える対策も並行して行う必要があります。

その対策として、午前中に戸外で日の光を浴びること(光療法)を勧めます。光療法は、太陽光線が網膜を介して脳にある松果体を刺激して、体内リズムを整える作用があることを利用した治療法で、うつ病や老人性痴呆、時差ボケ、睡眠障害などの生体リズムの異常による疾患や病態にも利用されています。

自分のからだは自分自身で根気よく治すという信念が大切です。その実現のためには家族や周囲の理解、支援も重要な要素となります。アンツ鍼灸整体院では、第三のパートナーとして最後まで寄り添いお手伝いさせて頂きます?

※自律神経失調症は、いろいろな症状があるため、時に重大な病気が隠れていることがあります。自己診断は避けて、医師の診察により本格的な病気がないことを確認しておくことが大切です。

Upgrade body health,Update very smile (><)

アンツ鍼灸整体院