栄光をひた走るセンテナリアンジャーニー?

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こんにちは?

湿気をしかと感じる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?

本号もジメジメ陽気を吹き飛ばす勢いで、ブログを綴りたいと思います?

早速ですが、アンツ鍼灸整体院恒例のオリジナルアレンジメントです?

花言葉は自由自在、華やかな期待、甘い恋、豊かな心、栄光です。

本日は、生涯、自由自在に栄光を携えて生きていきたい私達にとって朗報であるセンテナリアン(百寿者)への展望のお話です。

 

今回は、東京都内で開催された昨年の「百寿社会の展望」および今年の「百寿社会の創造」と題したシンポジウムの模様を代表世話人となった伊藤裕氏(慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科教授/慶應義塾大学百寿総合研究センター副センター長)および抗加齢医学会副理事長山田氏の言葉と共にご紹介します。“異次元アンチエイジング時空を超えた百寿の世界へ”にて行われた今年の「百寿社会の創造」シンポジウムは、昨年の「百寿社会の展望」シンポジウムにおいて提起された論点や課題に対するアンサーソング的な位置づけで、分子生物、医療政策・管理、公衆衛生、経営などさまざまな領域の研究者や実務家が、いわゆる百寿者(センテナリアン)の社会を見据えた提言や議論が展開されました。

「アンチエイジング」という言葉は近年よく使われるようになってきました。一般的にはエイジング、つまり老化は避けたいという意味で用いられることもあり、「老化をネガティブにとらえる言葉」と感じている人も少なくないようです。

一方、「アンチエイジング」とは医学用語でもあります。日本語では「抗加齢」と訳されていて、20013月にはその名を冠した日本抗加齢医学研究会が発足。2003年4月には日本抗加齢医学会に改組している。ちなみに研究会発足当時に20名だった会員は2年後の改組時には434名に急増。その後は倍増の時期を何年か経て、2018年時点で8,280名。会員数の急激な増加から、注目を集めている医学会であることがわかります。さて、その医学としての「アンチエイジング」とは、どのような考えで何を研究し、成果を上げてきたのでしょうか。日本抗加齢医学会副理事長の山田秀和医師によるお話をご紹介します。

「医学の世界でアンチエイジングという言葉が出始めたのは1980年代後半のアメリカ。それまでは、加齢による老化は逃れられないものと考えられていたけれど、ゲノム研究が進み細胞分裂の回数券といわれたテロメアの存在や老化の仕組みがわかってきて、どうやら老化に抗う(=アンチ)方法がありそうだ、となった。けれどそれらの研究を実践として生かしやすかったのは医療よりも美容、つまり見た目の分野でした。老化や健康の度合いは、肌の張りやツヤ、姿勢などで誰もが判断しているでしょう?」

アンチエイジング医学が現れる以前の医療とは、いわば「病気やけがを治すもの」。予防や健康維持のために医師が関わることはほとんどなかったのですが、抗加齢研究会ができたことでこの部分に関わることができるようになったといいます。アンチエイジング医学は加齢による心身の機能低下を防ぎ、健康の維持・増進に寄与する。そして予防医学としての役割も明確になってきています。

「メタボリック症候群という概念ができたことで、予防医学の役割が大きくなったと思う。動脈硬化や高血圧、脳梗塞、心筋梗塞は肥満、つまりメタボと関係することがはっきりした。すると、食事の内容や脂質代謝が病気と関係があるという認識ができた。治療として運動や食事の指導で予防ができるようになったことは大きな変化でした。病気を引き起こす原因は何か?と上流をたどっていくと、多くが生活習慣。ここを改善することが病気の予防になるのです。以前は栄養、運動、睡眠など、さまざまな分野でばらばらに研究されていて、医学として繋ぐ組織がなかったけれど、抗加齢医学会ができたことで医療のを横断でき、医学以外の専門分野との情報共有ができるようになりました。患者さんや国民へ提供できる情報や治療も増えてきていると感じます」

医学としてのアンチエイジングとは、予防医療であり、健康増進・維持の実践法。good aging」とか「happy aging」というエイジングの在り方やライフスタイルを実現するための医学的アプローチを行なうのがアンチエイジング医学なのです。

さて、では現代日本における次代の潮流となりつつあるアンチエイジング医学の活かし方とは、いかなるものなのでしょうか?

世界保健機関(WHO)が2000年に提唱した「健康寿命」は、日本においては平均寿命(生命寿命)とともに伸び続けている一方で、その間、これら2種類の寿命の「開き」として存在した10年前後の差はほとんど縮まることなく推移しています。しかし「健康寿命が尽きた」状態、すなわち継続的な医療や介護に依存することを余儀なくされる状態に至った場合であっても、日本においては、幸福な余生を送る高齢者が多いことが特徴です。この点に着目した伊藤氏は、健康寿命という概念にとらわれ過ぎず追求できる新たな次元の寿命として「幸福寿命」を提唱し、今回のシンポジウムの開催に至りました。伊藤氏は「日本の平均寿命(生命寿命)は香港に次いで世界2位だが、健康寿命との格差は縮められていない」とし、さらに「必ずしも健康=幸福ではない。死ぬまで幸せであるということが重要」と言います。その考え方から導き出される「幸福寿命」をキーワードとして、今回の総会ではいかに幸福に歳を重ねられるかという課題に、アンチエイジングという概念の磁場の元に集う各分野の専門家たちがさまざまな角度からアプローチしています。

日本では1970年(昭和45年)に総人口に対する65歳以上の人口比率である高齢化率が7%を超える「高齢化社会」(国連定義による“aging society”)を迎えたのち、1994年(平成6年)には高齢化率14%の「高齢社会」(同“aged society”)、2007年には21%の「超高齢社会」(同“super-aged society”)を迎え、今や高齢化率28%の「超・超高齢社会」が目前に迫っています。 

伊藤氏は、寿命を平均値だけで考えてはいけないと言います。平均寿命延伸を牽引する高齢者の内訳を見ると、女性の場合は2グループ、男性の場合は大きく分けて3グループに分かれます。女性の90%弱は80歳を過ぎる頃から弱り始め、85歳前後から要介護が増えます。残る約10%の女性は70代で、要介護になったのち長期の要介護状態が続くグループで、男性の20%弱はこのパターンに当てはまります。男性の2グループ目として70%80代前半から要介護状態になります。ところが3グループ目となる10%強の男性は80代になっても非常に元気で、90代になっても要介護状態に陥らない人が多くなります。対照的に女性の場合は特にフレイル(老齢に伴う虚弱状態)やサルコペニア(老齢に伴う筋力低下)により骨格筋や内臓筋が弱るため、この3グループ目に相当する人はとても少ない傾向があるようです。

 

伊藤氏は、アンチエイジング医学においてはこのような高齢者に限らず若年層も含め、「できるだけ老化を遅らせること、できるだけ若さを保つこと」を主眼にさまざまな研究や医療が行われてきたとした上で、今後はそれが究極的には「幸福寿命」の延伸につながることを追求することが「異次元のアンチエイジング」だと述べます。

この目標・指標を「幸福感」として考えると、日本抗加齢医学会がアンチエイジングの主要4領域として掲げる「運動・食事・精神(脳)・環境」の中でも「精神(脳)」のみに関わることのように考えがちですが、他の3領域(運動・食事・環境)におけるアンチエイジングのいずれもが精神の健康に深く寄与することはさまざまな研究から明らかになっています。3次元空間には2次元空間が含まれるのと同様、異次元のアンチエイジングには従来のアンチエイジング医学・医療が内包される。このように多次元領域が混ざり交わるアンチエイジングの究極のゴールが幸福感に基づく幸福寿命に集約されるという考え方は異次元のアンチエイジングにいおいて核となり次世代医療の新しい太陽になるかもしれません。http://www.agingstyle.com/2019/06/21002831.html

いかがでしたでしょうか?センテナリアンへの旅はまだまだ序章です✨次回に続きます?

Upgrade body health,Update very smile(≧∀≦)

アンツ鍼灸整体院