古くて新しいキーワード🕊

ヘルスケア

みなさんこんばんは☆

アンツ鍼灸整体院です🌟

早速ですが、恒例のアンツオリジナルアレンジメントです😊

花言葉は、忍耐・乙女の香り・因縁・あなたの姿に酔いしれるです。

本日は、因縁として生じる病という温故知新の概念である未病に関するお話です。

「未病」という言葉は,各種出版物や薬用酒のテレビ広告などに頻繁に見かけるようになりました。最近のように現代医学的な診断がつかない半健康人が増加したことが最大原因だと思われますが,さらには生活習慣病の増加と医療費の高騰などから予防医学が注目を浴びていること,また,いわゆる健康食品などの普及もそれを促していると思われます。

平成292月、「未病」の定義が新たに盛り込まれた国の「健康・医療戦略」が閣議決定されました。「健康・医療戦略」には、『健康か病気かという二分論ではなく健康と病気を連続的に捉える「未病」の考え方などが重要になると予想される。その際には、健康・医療関連の社会制度も変革が求められ、その流れの中で、新しいヘルスケア産業が創出されるなどの動きも期待される』とあり、国の戦略に初めて「未病」が位置づけられたことになります。では早速、古くて新しい考え方である未病について学んでいきましょう。『丁先生、漢方って、面白いです。』からの抜粋です。

未病とは何か?

漢方には、未病という独特の健康概念があります。人の健康状態は、ここまでは健康、ここからは病気と明確に区分できるわけではなく、健康と病気の間で連続的に変化しており、その状態を「未病」といいます。健康から病気へ向かっている動的状態を指す言葉です。まだ、病気には至っていませんが、すでに健康な状態ではなく、そのまま放置してしまうと必ず病気に進行してしまいます。

健康を火事になる前、病気を燃え広がった火事に例えると、未病はまさにボヤの状態です。火事になれば消火のために大量の水が必要になりますが、ボヤの段階ならば、火元を見極めればコップ一杯の水で消火することができます。つまりいかなる疾患も未病の段階で察知して治療すれば、病気に進行することもなく、薬も最小限の使用ですみます。


「未病」という用語は,約 2000 年以上前(後漢)に著されたという黄帝内経素問・四気調神大 論に「聖人不治已病.治未病」として初出しています。未病の治療は漢方の得意とする分野であり、これに勝る治療法はないといっても過言ではないでしょう。

未病の症状は、非常に多種多様。頭痛やめまい、不眠や肩凝りなどの不定愁訴、脂質異常症や高血圧、高血糖などの生活の不摂生による生活習慣病予備軍、花粉症やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどのアレルギー性疾患、ストレスによる下痢や便秘、頭痛、冷え性、抑うつ感やイライラ、食欲不振など精神の不安定感などに加え、親から受け継いだ遺伝的な疾患やもともとの体質や気質による疾患も未病の一種です。

未病は、症状の現れ方や種類から、大きく四つに分けられます。

①検査値に異常が見られないが、自覚症状がある未病。

②自覚症状は無いが、検査値に異常がある未病。

③医学的には治療を終えたが、完治した感じがしない未病。

④医学的には治療を終えたが、再発の可能性が残る未病。

①は東洋医学的な未病です。頭痛やめまい、冷えなどの自覚症状に日々悩まされているものの検査値には異常が現れないため、西洋医学の病院では病気として扱ってもらえません。体調の変化をキャッチするセンサーの感度のよい人によく見られる未病で、ドクターショッピング(お医者さん巡り)の原因にもなります。

逆に②は西洋医学的な未病です。血糖値や血圧が高いのですが、本人に自覚症状がないために治療が行われません。体力に自信があり、センサーの鈍い人によく見られる未病で、ついついそのまま放置されてしまい、自覚症状が現れた時にはすでに重症化していることも少なくありません。

また、③と④は、新しい未病の概念です。③のように、日帰り手術を受け病気の治療が終わったにもかかわらず、糸はまだとれていないため患者自身に完治した実感がない場合や、④のようにいったんはガンの手術が成功したけれど、取り残しがある可能性が残っていたり、ひょっとしたら再発や転移の可能性がある場合。この場合も現代では未病の一種として捉えられるようになりました。未病の概念も、医学の進歩とともに変化するものです。標準的な治療を重視する西洋医学の普及に伴い、漢方医学の未病の概念は医師の間で忘れられかけた時期もありました。しかし近年、西洋医学でも個を重視したテーラーメイド医療が主流になろうとしています。一人ひとりの病気の原因を丁寧に探り、未病のうちに治すことは、今まさに時代の最先端になろうとしているのです。

未病の時期は、医療機関に頼らなくとも自分で対応できます。薬を使わずとも十分な休養や食事に注意するだけでも大病を免れることができます。また自分の体調・体質を知っておけば、ちょっとした風邪や胃腸障害に対しては薬局の薬や、常備薬で対応できます。これらをセルフメディケーションともいいます。一般的クリニックの外来患者の半数以上が実は未病の範囲ともいわれています。セルフメディケーションで治る時期でも医療機関におしかけるのは健康の責任を自分でとらず、丸投げしているといわれても仕方がありません。

日常の生活において、「未病改善」により、心身をより健康な状態に近づけていくことが重要になります。新たな取り組みは、地域ごとにはじまっており、神奈川県では平成29329日に「かながわ未病改善宣言」を発表し、健康寿命を延ばすため「未病を改善する」取組みを進めています。この宣言では、2つの理念と重要な3つの取組みを掲げ、全ての世代が未病を自分のこととして考え、行動していくよう、ライフステージに応じた未病対策を進めています。

2つの理念>

理念1:「超高齢社会を幸せに生きるには未病改善が大切だ」という価値観を県民文化として育て、人生100歳時代に向けた「スマイルエイジング」を実現します。

理念2:そのため、未病改善について皆で学び、県民一人ひとりはもとより社会のあらゆる主体が協力しあって、ライフステージに応じた未病改善の取組みを展開します。

3つの取組み>

食:毎日の食生活を見直し、健康的な食生活へ改善すること。オーラルフレイル※対策も重要です。

運動:日常生活にスポーツや運動を取り入れること。質の良い睡眠も重要です。

社会参加:ボランティアや趣味の活動等で他者と交流し、社会とのつながりを持つこと。

心身の機能の低下につながる口腔機能の虚弱な状態

 

このように、未病の概念が広く行き渡れば医療費も削減され、懸案課題となっている医療費膨張の解決にも一筋の光明となるかもしれません。これからの日本の医療を救うのは、古くて新しい未病の概念にあるといっても過言ではないでしょう🌟

 

Upgrade body health,Update very smile (><)

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